データ作成の基本
まずデータ作成の基本となる、塗り足しラインと安全ラインについてです。
いずれも裁断ズレが生じた場合に、重要なデザインが切れてしまったり、白い余白が見えてしまうことを防ぐために設けられたラインです。
ㆍ塗り足しライン(仕上がりライン+6mm)
=背景が白以外の場合、背景のデザインを仕上がりラインより四方3mm大きく作成
ㆍ安全ライン(仕上がりライン-4mm)
=切れてはいけない重要なデザインは仕上がりラインより四方2mm内側に配置
※バナー及び横断幕は、塗り足しラインと安全ラインの必要はございません。
お客様よりいただいたデータが上記のように塗り足しが不足している場合や、重要なデザインが安全ラインからはみ出している場合、弊社にて修正が可能な場合は無料で修正も行っておりますのでご安心ください。
※データによっては弊社にて修正が難しい場合がございますので、その場合は再入稿のお願いのご連絡を差し上げております。
商品別データ作成サイズ
基本の塗り足しラインと安全ラインは上記でもお伝えした通り、塗り足しラインは仕上がりライン+6mm、安全ラインは仕上がりライン-4mmですが、商品によって少し異なるものもあるので、データ作成の際はご参考ください。
シングルシール / ステッカー / ロールシール / ポッティングシール / 名刺 / プラスチック名刺
塗り足しライン:仕上がりライン +6mm
安全ライン:仕上がりライン -4mm
マルチシール
<台紙>
塗り足しライン:仕上がりライン +6mm
安全ライン:仕上がりライン -4mm
<各シール>
塗り足しライン:仕上がりライン +4mm
安全ライン:仕上がりライン -4mm
社員証
塗り足しライン:仕上がりライン +2mm
安全ライン:仕上がりライン -2mm
ストラップ
塗り足しライン:仕上がりライン +2mm
安全ライン:仕上がりライン -2mm
※1/2色印刷の場合、ロゴ同士の間隔20mm
データのファイル形式(拡張子)
入稿可能なデータの形式(拡張子)は下記の通りです。
ㆍPhotoshop:psd
ㆍillustrator:ai
ㆍPDFファイル:pdf
ㆍEPSファイル:eps
ㆍイメージファイル:JPG, PNG, GIF など (※イメージ画像の画質通りに印刷されます)
印刷に適したファイル形式はpsd / ai / epsとなりますが、illustratorやPhotoshopがない場合は、WordやExcel、Power Pointで作成されたデータをPDFで保存していただいたファイルでも印刷可能でございます。
データ作成時の注意事項
カラーモードは「CMYK」(または「グレースケール」)
カラーモードをRGBで入稿された場合は、印刷時に自動でCMYKモードに変換されます。CMYKモードに変換する過程で色味が変化いたしますので、必ずCMYKモードでデータの作成をお願いいたします。
また、CMYKで構成された黒やグレーは版ズレにより印刷が滲んだような仕上がりになったり、色ブレや裏写りが生じるなどの不具合が起きる可能性がございますので白黒のデータはグレースケールに変換をお願いいたします。
画像データの解像度は300DPP(PPI)以上
画像データの解像度が300DPP(PPI)未満の場合、仕上りの画質がデータよりも粗く見える事がございます。
印刷に適切な画像解像度は300~350DPP(PPI)です。
必要以上に高い解像度はデータ量が大きくなり、印刷トラブルが発生する原因になる可能性がございますのでご注意ください。
文字のアウトライン化
アウトライン化されてないテキストは異なるフォントに自動で修正され、正しいデザインの確認が出来かねます。
必ずテキストのアウトライン化をしたデータをご入稿ください。
挿入画像データの埋め込み
挿入されている画像データの埋め込みが出来ていない部分は、弊社にてデータを開いた際に該当の画像データが正しく表示されません。
挿入されている画像データの埋め込みがされているか(該当する画像データ部分にXマークが出ていないか)を確認してください。
データ作成についてのお問い合わせ
データ作成についてご不明な点などございましたら些細な事でも構いませんのでお気軽に弊社ラッキープリントまでお問い合わせください!