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【第1回】水に濡れても大丈夫?防水用紙を徹底調査!|「水・氷・光」どこまで耐えられる?シール・ステッカー・ラベル用紙検証テスト
2026-01-28 17:35:11
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【第1回】水に濡れても大丈夫?防水用紙を徹底調査!
|「水・氷・光」どこまで耐えられる?シール・ステッカー・ラベル用紙検証テスト

「この用紙、水に濡れても大丈夫ですか?」

シール・ステッカー制作のご相談で、特に多い質問のひとつが防水性についてです。

屋外使用や冷蔵・冷凍商品、キッチン周りなど、水に触れる可能性がある場面では、用紙選びがとても重要になります。

そこで今回は、ステッカー用紙ごとの防水性能を実際にテストしてみました。

机上のスペックではなく、実験結果をもとに分かりやすく解説します。

防水テストの方法について

今回の防水テストは、以下の条件で実施しました。

1. ステッカー用紙を水に完全に浸す

2. そのまま30分間放置

3. 取り出した後、

▶ 用紙への水の染み込み

▶ 表面状態

▶ 接着力の有無

を確認しました。

その結果、防水性能は3つのタイプに分類できました。

防水テスト結果の分類

1. 防水不可

防水テスト-防水不可用紙防水不可用紙のテスト結果
 

用紙:アート紙(ラミネート無)、上質紙、クラフト

このタイプは、用紙全体に水が完全に染み込む結果となりました。

特徴

▶用紙が水を吸って変形

▶表面がふやける

▶接着力が完全に失われる

水に浸した直後から用紙が弱くなり、貼り付け用途としては使用が難しい結果です。

こちらに該当する用紙は防水シール・ステッカーとして使用ができない用紙となります。

 

2. 防水不可(形状はある程度維持)

防水テスト-防水不可用紙(形状はある程度維持)形状はある程度維持される用紙
 

用紙:アート紙(光沢ラミネート)、アート紙(マットラミネート)

こちらは、ラミネート加工を施した用紙で確認された結果です。

特徴

▶表面はある程度水を弾く

▶ただし、用紙の端や角から水が浸入

▶接着力は維持できない

完全防水ではありませんが、用紙自体が水に溶けることはなく、きれいに剥がすことが可能でした。一時的な水濡れであれば、見た目を保てるケースもあります。

湿度が高い環境への使用は可能でございますが、こちらに該当する用紙は防水シール・ステッカーとして使用ができない用紙となります。

 

3. 完全防水

防水テスト- 完全防水用紙完全防水用紙のテスト結果

用紙:ユポ紙、ユポ紙(マットラミネート)、光沢ユポ紙、透明テトロン、銀色テトロン(光沢)、銀色テトロン(マット)、白塩ビ(PVC)、白塩ビ(PVC)(光沢ラミネート)、ホログラム、マットラミネートPVCステッカー、光沢ラミネートPVCステッカー、透明ステッカー(PET)、シルバーヘアラインステッカー

最も防水性能が高かったのが、このタイプです。

特徴

▶水に30分浸しても表面に変化なし

▶汚れやにじみが発生しない

▶接着力が維持され、簡単には剥がれない

表面は非常にきれいな状態を保ち、水回りや屋外用途にも安心して使える結果となりました。こちらに該当する用紙はすべて紙材質ではなく、ポリエチレンテレフタレート(PET)・ポリプロピレン(PP)・ポリエステルなどで作られた用紙ですので完全防水が可能となります。


※本テストは、当社で取り扱っている材質に限定したものです。
※同名の材質であっても、メーカーや厚み、加工方法などが異なるため、他社製品では結果が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

 

防水性能別まとめ表

分類 防水性能 表面状態 接着力
防水不可 × 水が完全に染み込む 失われる
防水不可(形状維持) 端から浸水 失われる
完全防水 非常にきれい 維持される
 

用紙別まとめ表

用紙 ラミネート 防水 粘着力
アート紙(光沢ラミネート) 光沢ラミネート X X
アート紙(マットラミネート) マットラミネート X X
アート紙(ラミネート無) なし X X
ユポ紙 なし O O
ユポ紙(マットラミネート) マットラミネート O O
光沢ユポ紙 なし O O
透明テトロン なし O O
上質紙 なし X X
銀色テトロン(光沢) 光沢ラミネート O O
銀色テトロン(マット) マットラミネート O O
クラフト なし X X
白塩ビ(PVC) なし O O
白塩ビ(PVC)(光沢ラミネート) 光沢ラミネート O O
ホログラム ホログラムラミネート O O
マットラミネートPVCステッカー マットラミネート O O
光沢ラミネートPVCステッカー 光沢ラミネート O O
透明ステッカー(PET) なし O O
シルバーヘアラインステッカー なし O O
 

用途に合わせた用紙選びが重要

防水性能は「ある・なし」だけでなく、どの程度耐えられるかが重要なポイントです。

▶室内・短期使用 → 防水不可でも可

▶軽い水濡れの可能性 → ラミネート加工

▶屋外・水回り・冷蔵用途 → 完全防水用紙

用途に合わない用紙を選ぶと、せっかく作ったステッカーがすぐに使えなくなってしまいます。

 

防水シール・ステッカーはどんなシーンで使える?

1. 水回り・バス・洗面用品

湿気が多く、直接水がかかる場所で使われる商品です。

▶シャンプー・リンス・ボディソープ: 浴室に置いたままでもラベルがふやけません。

▶化粧水・洗顔料: 洗面台で使用し、濡れた手で触っても印刷が落ちません。

▶ハンドソープ: 容器の詰め替えを繰り返しても、ラベルが綺麗な状態を保てます。

2. 食品・飲料(結露対策)

冷蔵庫に入れたり、氷水で冷やしたりする商品には必須です。

▶お酒(ビール・ワイン・日本酒): 冷蔵庫から出した時の「結露」でラベルが剥がれるのを防ぎます。

▶冷凍食品: 解凍時の水分に耐える必要があります。

▶ジャム・ドレッシング: キッチンで水しぶきがかかっても安心です。

3. 屋外で使用するもの

雨風や直射日光にさらされる過酷な環境です。

▶キャンプ・アウトドアギア: 水筒、クーラーボックス、コンテナなど。

▶園芸・ガーデニング用品: 植木鉢の管理ラベルや、肥料の袋。

▶車・バイク・自転車: ステッカーや、盗難防止登録シールなど。

4. 工業・業務用

熱や薬品、摩耗に強い必要がある場所です。

▶家電・精密機器の銘板: 背面にある型番や警告表示。

▶屋外設備の管理ステッカー: 配電盤やメーターの点検シール。

▶薬品ボトル: 実験室や工場で使用される容器。

 

まとめ:防水テストで分かったこと

今回のテストから分かったのは、防水性は用紙によって大きく差があるということです。

・ラミネート=完全防水ではない

・接着力の有無が重要な判断基準

・使用環境を想定した選択が必須

ステッカー制作の際は、デザインだけでなく、「どこで・どのように使うか」をぜひ意識してみてください。用紙選びを正しく行うことで、ステッカーの満足度と耐久性は大きく向上します。





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