シールとステッカーの特徴と違いを挙げながら、使用用途などに応じてシールとステッカーを選ぶコツをお伝えいたします。
通常、屋内用途の製品ラベル、広告、イベント用などに使用されます。ステッカーに比べて用紙価格が安く、大量生産(オフセット印刷、ロータリー印刷)が可能な特徴から単価が安価です。用紙の厚みは一般的にステッカーよりも薄いです。(紙の素材は69kgからテトロン素材は25μから)
四角裁断はダイカット、トムソン裁断とマルチシールはハーフカットでの仕上がりとなります。また、ロールタイプのロール仕上げも可能です。
通常、屋外で使用され、耐久性の高い用紙と耐候性の強いUV印刷技術、強力な接着力によって、日光や雨風などによる変色や剥がれが起こりにくいのが特徴です。自動車やオートバイ、窓、建物の外壁などに貼るのに適しています。高価な用紙価格と少量注文が可能な特性から一般的にデジタル少量印刷で行われ、1枚あたりの単価はシールよりも高くなります。用紙の厚みは一般的にシールよりも厚いです。(120μ以上)
四角裁断、トムソン裁断ともにバラ台紙カットで仕上げています。
販売会社によっては、シールとステッカーという用語を混同したり、区別しない場合もあります。また、販売しているシールの中には屋外で短期間使用可能な素材(PVCシールなど)もあります。その為シール/ステッカーを選択する際には使用目的や製作数量などを考慮し、製品説明に記載されている屋内用/屋外用、最低製作数量、用紙の厚みなどの情報を確認して選択することをオススメいたします。